Yogajurnal online 4月の重ね煮

春キャベツと新じゃがの重ね煮

4月の重ね煮

今月から、ヨガジャーナルオンラインにて重ね煮の連載が始まりました。
毎月初めに、旬の食材を使った重ね煮を紹介していきます。

心と体を整える重ね煮:4月のレシピと美味しく食べきるためのアイデア4つ

山田直 2020-04-26

野菜中心の、健康的な食生活を送りたい。そう思う人は少なくないでしょう。だけど実際は、忙しくて自炊もままならない、あるいは、自炊しようと野菜を買ったのにうまく使い切れずダメにしてしまう…そんな経験をした方も少なくないのでは?今回ご紹介するのは、野菜本来の美味しさを引き出しそのパワーを取り入れられる「重ね煮」という調理法です。決して難しくない、だから続けられる、そんな素敵な調理法を連載形式でご紹介します。

今月の重ね煮:春キャベツと新じゃが

春キャベツのペペロンチーノ

春の野菜のキーポイントは、『緩みとデトックス』です。

冬にため込んだエネルギーや老廃物を排泄し、硬まった身体を緩めて軽くし、夏に向けて開かれた状態を作る必要があります。

そこで、とても身近で使いやすい食材が、キャベツとじゃがいもです。

今の季節、野菜売り場に行くと、朝取れのキャベツが山積みで並んでいますね。

春のキャベツは、冬のそれと比べて水分量がとても多く、ふんわりと広がっていて、葉が軟らかく甘みも強いです。ビタミンなどの栄養素や酵素による解毒、抗酸化作用も高まっていて、冬にため込んだものをデトックスするのに最適。

新じゃがは、皮が薄くてそのままでも食べやすく、豊富に含まれているカリウムで塩分を排泄、バランスを調整してくれて、むくみにも良いそうです。

世界中で肉料理の付け合わせにジャガイモが多いのは、お肉を食べて高まり過ぎたエネルギーや血圧を、じゃがいもがちょうどよく緩めて調整してくれる性質を持つからだそうです。理にかなっていますね。

この春の重ね煮と、解毒の作用が強い苦みのある菜の花やルッコラ、山菜などを一緒に取ることで、より効果的に春の身体が作れます。自分自身を緩ませることも楽しんでいきたいですね。

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